人生ってプロレスだ

自分の好きな事(ほぼプロレス)を思うがまま書いてます

プロレス王

プロレスとは何か?プロレスファン以外の人に説明するのが難しいことである。
Amazon primeに加入している人に対してはパパは悪者チャンピオンを見てもらえればある程度説明を出来ると思います。
それ以外の人にはこの画像一枚で説明出来るかもしれません。
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10.13浜松大会のジェイ・ホワイトvs鈴木みのるの試合のワンカット。
この表情がプロレスということではないでしょうか。プロレス王を自称するみのる選手。

実は僕もプロレスを見始めた頃はその良さが良くわからないでいました。
丁度その時期がダークヒーロー内藤哲也の隆盛期だったことも有り、みのる選手のプロレスは派手でさの無い面白みの薄いプロレスだと思っていました。

見方が完全に変わり始めたのは、みのる選手が世界一性格の悪い男からプロレス王を自称し始めたころ。夏の海賊祭での戦いからだったと思います。
生で観戦できたあの試合、結果としてはオカダ選手に敗れましたがあの時からみのる選手への見方、プロレス自体への見方が変わりました。

プロレスの面白さは心技体のうち技と体だと思っていましたが、本当は心の要素が最も大事ではないかと思うようになっていきました。
SNSが普及してきた現代。バズるという概念でいえば派手な技の応酬、上手いマイクが重要視されるでしょう。
しかし思い出に残る試合、感動した試合はいつも感情が表に見える試合だと思います。
昨年1番感動した試合はバトルライガーvs鈴木みのるでした。
今年の1.5で内藤哲也選手が二冠のベルトをとった時もベルトを取った結果ではなく、過去二度東京ドームで敗れたオカダ選手に勝ちたい気持ちにファンの心は揺さぶられたのだと僕は思っています。



プロレス王を自ら自称すること、50を超えたレスラーがそう名乗ること、相当な覚悟でないと出来ません。
プロレスのカテゴリーだけで考えれば、みのる選手に結果だけを与えることはできます。しかしそこに中身が伴わなければプロレスファンは納得がいかないでしょう。

当然年を重ねれば肉体の精度は落ちていきます。でも心の強さはどこまでも鍛え続けることができる。
何故みのる選手は王を名乗るのか?
王位が有れば継承が有ります。元新日本の獅子として後輩レスラー達に自らの強さを継承するまで、プロレス王は戦い続けるでしょう。


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