人生ってプロレスだ

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超人の意味

G1クライマックス9.27神戸大会終了しました。飯伏vs石井、鷹木vsオスプレイ、名勝負が続いて展開されましたが、メインマッチオカダ・カズチカvsジェイ・ホワイトに唖然としてしまいました。

何故オカダ選手があそこまでコブラクラッチにこだわり、何故レインメーカーを使わずに戦い続けるのか。
その答えがまだ我々には分かっていません。しかしながら端的に申し上げますと、今のオカダ選手のプロレスは面白くないのです。
もちろんこれは僕個人の感想ですし。今のコブラでネチネチ攻めていくスタイルが大好きと言う方もいるでしょう。
ですが、オカダ選手の、レインメーカーのプロレスの良さは切り返し、緩急の付け方に有ると考えています。
レインメーカーはフィニッシュとしての役割だけでなく、切り返し技として食らわせることもできます。圧倒的耐久力からドロップキックとレインメーカー、この2つがレインメーカー・オカダを構成してその強さをプロレスファンに認めさせた要素であると思っています。ですので当然その内一つを削れば全く別のレスラーの試合を観ているのと同じことになります。

残念ながらなのか、なんなのか、今回のジェイ選手の勝利に対しては1.4でオカダ選手が敗れた時のような衝撃はありません。順当という言葉が相応しく感じます。
本当にこのままレインメーカーを封じて戦い続けることに価値があるのでしょうか?G1出場選手はそれぞれ持てるカード全てを出して戦っています。
恐らく今のオカダ選手は技を封印することで自身のその他の部分でのレベルアップを図っているのでしょうが、それでいいのでしょうか?
高い実力を持つオカダ選手だからこそ、超人と呼ばれたオカダ選手だからこそ、試合で負けた相手に心から参ったと言わせる試合をして欲しいと思っています。


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