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名勝負数え歌 鷹木vsオスプレイ

9.27神戸の間違いなくベストバウト。
鷹木信悟vsウィル・オスプレイ。カードそのものは昨年のBOSJ優勝決定戦と同じですが、今年のG1で繰り広げた戦いは一年前の2人を超えるものでした。

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オスプレイは相変わらず105kgの肉体での空中殺法を繰り出し、確実に昨年より強くなった肉体で鷹木選手を責め立てます。ロープ端から端まで跳び蹴りを仕掛けるなど間違いなく全てが進化しています。ライガーボム、サスケ・スペシャル、スパニッシュ・フライ、進化し重みを増した数々の技が鷹木選手の肉体を壊しに行きます。
しかし負けず嫌いの鷹木選手、もはや絶対2連敗はしたくないという意地があったのでしょう。滅多に出さない奥の手STAY DREAMを決め、パンピング、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンで激烈な戦いに勝利しました。

今回の勝負で互いの戦績は1勝1敗、もし次に2人が戦う時は間違いなくタイトルマッチでしょう。2人の試合はとても噛み合うことですが、2人がライバルかと言えばそういうわけではないようです。互いに既に次の対戦相手に頭を切り替えています。
ここはしっかりG1に集中してもらった上で今後の2人の戦いに期待していきたいです。
 

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しかしこの試合を見ていてまた余計なことを思ってしまいました。

お互いにウエイトを上げて、パワーが増して、しかしスピードを落とすことなくヘビー級として戦う2人はここからのG1で他の選手達を煽るだけでなく、今は試合の無いJ rヘビーの選手達のハードルまで上げてしまったことでしょう。

以前ヘビーへの転向がJ rの存在を軽視させてしまうものだと書きましたが、今回の2人のように体重を増してもスピードを維持した試合を見せられてしまったら、この説を否定することが難しく感じてしまいました。
否定する為にはJ rとヘビーは完全に分けてしまった方が良いのではないでしょうか。でもそうなると、wweのように二部に分かれてしまう可能性もでてしまうので、僕自身正解が見つからない問題と捉えています。

まぁ、あまり余計な事は考えないようにして明日9.29後楽園を楽しみにしていきます。