異次元の怪物ＮＥＯオスプレイ
G１クライマックス札幌大会一日目が終わりました。
予想通りタイチ選手が勝利し、予想を外して裕二郎選手が負けてしまいました。そして石井智弘ｖｓウィル・オスプレイ。これはこの日のベストバウト、いや今大会ベスト級だったのではないでしょうか。
異次元の化け物となったオスプレイの猛攻に決して砕けない石井選手のハートにしびれました。同じＣＨＡＯＳの先輩レスラーとして負けられない意地を見せてくれましたが、オスプレイの成長具合は石井選手の想像を大きく超えていたのではないでしょうか。
オスプレイはこの休業期間中にどれほどのトレーニングをつんできたのでしょうか。今まではパワーＡ、空中Ｓ、スピードＳ、スタミナＡぐらいのＪｒオスプレイでしたが、今大会で１０５Ｋｇにビルドアップしたステータスは全パラメータにＳがついてしまうレスラーになってしまったように思えます。対戦相手の評価を爆上げさせる石井選手相手だったからなおさらそう見えてしまえました。
一番驚くのはスタミナの強さ。増量したうえであれだけの運動量をこなすには多量のスタミナを消耗すれはずですが、石井選手に３カウント入れたあとももう３０分試合を続けられるぐらいの余裕がありました。Ｇ１石井選手との試合ともあって、僕にはケニー・オメガ選手のことがダブって思えました。彼もとんでもないスタミナ、運動量で暴れるレスラーでしたが、今のオスプレイは＋空中の動きがあります。
そして新たに加わった新技ストームブレーカーの体制からのパイルドライバー。さしづめストームドライバーでしょうか。決めるオスプレイも返した石井選手もすごすぎました。
このとてつもない強さを手に入れたオスプレイは間違いなくＡブロック勝ち抜け候補でしょう。Ｇ１最終日がオカダｖｓオスプレイということを考えても間違いなくなりました。
正直言って石井選手が負けると思っていなかったのもあって、ここからいったい誰がオスプレイを止めるのか？次の鷹木選手か？それとも現トップ４のジェイ、飯伏、両選手か？異次元の強さを手にしたウィル・オスプレイ選手のこのＧ１での活躍から目がはなせないです。
試合は負けましたが、石井選手こっからのまき返しに期待しています。
