英国の英雄ZSJ
G1２日目大阪エディオンアリーナ大会Bブロック公式戦が終了しました。
久々のジュース、相変わらずの矢野、メインのハイフライフローの完璧な受け、見所は多かったですが昨日の試合はザックvsEVILが僕は一番でした。
入場の時点でディック東郷選手が一緒にいる事で嫌な予感がしましたが、案の定試合中は介入しまくりでした。
EVILがBC入りしてだいぶ経ちましたが、今のEVILにディック東郷がつくことはマイナス要素が強すぎるように思えます。
反則介入されるには、憎たらしさ、いい意味で小物感を出さなければならないでしょう。今のEVILは大物感を出そうとしているのに、介入で勝利しようとする小物ムーブが邪魔でしかないです。ディック選手がベテランで堂々としすぎているのが、またEVILをお守りしてる感を上げてしまっていると思います。
試合はEVILのパワーファイトとザックの関節技のぶつかり合いで、やはりEVILはザックを苦手としているのか、ペースはザックが握り関節を極めにいく展開が多かったです。
しかしEVILも卍を強引にパワーで抜け出そうとするなど進化は見えました。
ですが、サブミッションでいくら抑え込もうがディック東郷の介入が有れば中々決まりません。
だが最後に試合を決めたのはザックこだわりのヨーロピアンクラッチ！
2対1の不利な状況。ボロボロに痛めつけられた中もぎとった勝利に感動しました。
本来鈴木軍としてヒールで戦っているはずのザック選手ですが、この試合では彼の隠しきれないヒーローの部分が見えてしまいました。
ザック選手は柴田選手に憧れているように、熱い試合をすることが実は好きなんでしょう。逆境の中で戦うことで普段中々見れないザック選手を見ることができました。
まだまだG1初戦ですがザック選手が優勝争いに加わる可能性も有りえてきました。次の札幌は二冠王内藤哲也との試合です。ここで内藤選手は2連勝してSTOP the内藤の流れになるのか、まさかG1がZSJタイムと化すのか、札幌2連戦が待ちきれません！
掟破りのナックルってなんだよ。
