人生ってプロレスだ

自分の好きな事(ほぼプロレス)を思うがまま書いてます

必要なのは納得できるかどうか


IWGP世界ヘビー級ベルトの設立が急遽決まり、旗揚げ記念日の試合で初代王者が決まることとなりました。
このことについて賛否両論多々あるかと思いますが、私自身も肯定的であり否定的であると言ったところです。



まず肯定すべき点として、IWGPヘビー級の記録の中に存在する歴史の闇の要素を消しされること。

新日本暗黒期の頃に外敵にベルトを奪われ、歴代チャンピオンとしてその名を刻まれてしまっている選手を今回ベルトを一新することによってこれからファンになる人にも?の疑問点を生み出さなくてすむようになるはずです。
そして単純にタイトルマッチのムービーがどんどん長くなってめんどくさいメタな部分もあるでしょう。

防衛記録もゼロから始まれば、また多くの選手がより頑張ろうという気概を持つこともできます。オカダ選手の記録もベルトそのものが消えれば最高防衛記録保持者として永遠のものになっていきます。



そして否定的な面ですが、まず急すぎます。この新設から急遽タイトルマッチ、その場でチャンピオン決定はストーリーとしても盛り上がりませんし、何より他の選手達は不満しかないのではないでしょうか。
もしこれが二冠ベルト返上からのNJCで初代王者決定であればわかります。全ての選手が初代チャンピオンへのチャンスが与えられ、例年のNJCより気合が入って試合に臨めるでしょう。

ただそのタイミングでチャンピオンベルトを持っていたから発生した権利にどこまで納得ができるのでしょうか。
もちろん運も実力のうちであり現チャンピオンの両名ともに素晴らしい選手であることは間違いないですが、少なくともチャンスだけは平等であって欲しいと思ってしまいました。


旗揚げ記念日は今日ですが、全ての不満も納得へと変えてくれるような、熱く素晴らしき試合が繰り広げられることを楽しみにしています。そしてこんな面白いカードになるなら仕事休んでれば良かった。そう思います。