人生ってプロレスだ

自分の好きな事(ほぼプロレス)を思うがまま書いてます

過去最多権利証戦勝利者KENTA


気づけば1.4、1.5ドーム戦も近づいてきました。多くのカードが埋まってきましたが、未だに決まらないのがUSヘビー級選手権。
果たしてどうなっているのでしょうか?モクスリー選手が現在新日本のマットで戦うことが出来ない理由が起きているのかもしれません。彼が現在主戦場としているAEWは最近インパクレスリングと提携したそうです。
これが何か経営上の不都合が起きてしまっているのか、定かではありません。
しかしながら重大なことは一つ、ドームでのタイトルマッチが決定していないということ。ベルトは防衛戦を行わなければならない期限が存在しているため、このままではモクスリー選手のベルトは返上、ベルトは別の形で争奪戦が行われることになります。

さてそうなると誰が一番損か、そりゃあKENTA選手でしょう。NJPW STRONGをふくめて既に4度の権利証マッチを行っていたKENTA選手。
これまで権利証防衛戦と銘打った試合では過去最多でしょう。
ここまであのブリーフケースを守り切った選手が、ベルトが返上されました。さぁ欲しい選手で決定戦しましょうなんて
他の選手にいいとこ取りされるそんな展開を許すぬるい男ではないはずです。

SNSプロレス最強クラスの男が今年のUSヘビー級のゴタゴタをどう締め括ってくれるのか、ドームへの最終シリーズそして来年のドーム期待したいと思います。

素晴らしきBOSJ

ここしばらく違うことに夢中でプロレスへの熱量が下がっていましたが、BOSJ決勝を見て久々に気持ちを揺れ動かされました。

高橋ヒロムvsエル・デスペラード戦。
この試合はBOSJという大会の締めくくりとして、またヤングライオンから始まる一つの物語の分岐点としてとても良い試合だったんじゃないでしょうか?
これまでも何度かデスペラードのマスクが剥がれることはありましたが、今回は自らマスクを脱ぎ捨てそのまま戦い続けました。しかしマスクが剥がれようがデスペラードデスペラード。マスクマンとはかくあるべしと思わされてしまいました。
これほどの試合、本来であれば東京ドームで行われても良かったかもしれませんが、ドームはドームで現チャンピオン石森選手がまた別の景色を見せてくれることでしょう。


ここまで熱い試合がある中、結局のところJ rとはなんなのでしょうか?
今回ワールドタッグリーグと同時開催されましたがメインの最終試合を飾ったのはBOSJの決勝戦でした。
これはJ rに対しての期待値の表れ、そう思いたいです。
たびたび、そして今年のNJCにて多くの人の頭に浮かんだJ rとは?ヘビーとは?階級とは?強いとは?格とは?そしてプロレスとは?
もしかしたらとそう思いたくはないですが、J rの魅力はヘビー級の存在、ウエイトとして決して超えられない力に抗うことへの闘争心によって生まれているのかもしれない。
上下関係が決まっているからこそ誰にも負けたくないと思う各選手たちの熱量がBOSJを生み出している。
いつかドームのメインをJ rのタイトルマッチが飾るとき、新日本Jrの長い歴史が新たに開くときかもしれないと1人のファンとして願います。


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ロッポンギ3K 田中翔

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SHO選手といえばレスラー仲間からも誠実、いい奴、彼氏にしたいなどと評価を受ける好青年なレスラーですが、今回のBOSJではエル・デスペラード選手に対して感情剥き出し、闘争心が大爆発した試合を見せてくれました。

度重なるデスペラード選手の挑発を受けブチ切れたSHO選手は腕への一点攻撃を開始、アームロックや腕ひしぎ十時を極めている際に「折るぞ!」と叫ぶ怖い姿が見れました。


バックステージコメントで思いを語っていましたが、やはりヤングライオンとして過ごした過去を持つものにとっては大事な一戦の一つだったみたいです。勝ちたい、超えたいという思いが特に強い相手の1人だったことでしょう。

自分はここまで強くなりました、どうですか。自身の鍛えてきた肉体、技をぶつけていくSHO選手。結果としてデスペラード選手からお前は強いと言わせてやることには成功しました。

今までタッグ戦では何度もぶつかっていましたが、恐らくロッポンギ3kの SHOは認めていなかったのでしょう。しかし今回シングルにて1人のSHOとしてぶつかる試合を認めないわけにはいかなかった筈。


そういえばこのBOSJが始まってからSHO選手は髪色を金髪にしていました。これまで鷹木戦やNEVER6では黒髪で戦い続けたSHO選手が金髪に戻した理由はタッグパートナーYOH選手のことを意識し、シングル戦でありながら自分は3KのSHOでもあると言う意思なのかもしれません。

ロッポンギ3Kがようやく良くなってきたところでの負傷欠場、しかしこのBOSJを通してまた一つボルテージを上げたSHO選手がYOH選手と合流したときにどんな化学反応が起きるのか、とても楽しみです。


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石森太二がうますぎた

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BOSJ個人的に注目していた試合、石森太二vs上村裕也はチャンピオン石森選手が勝利しました。
石森選手は以前から上村選手を気にかけており、アイスあげたり、度々オープニングマッチで相手をしていました。
今回はG1での連続オープニングマッチを経験して更に強くなった上村選手でしたが、この試合でも完璧に抑えられてしまいチャンピオンの強さを見せつけられた気がします。


ヤングライオン相手の試合は対戦側もハードルあり、自身とヤングライオンの格をしっかりと見せつけられなければいけません。ただなんとなく勝ったなーという展開になるとファンもモヤっとしてしまい結果として選手の評価に繋がるでしょう。


この試合では上村選手の一本背負いのような切り返しも安定して対応し、終始腕から肩へダメージを蓄積させボーンロックで仕留めた石森選手は明らかに格上であると納得する試合でした。
上村選手も間違いなく気持ちが入っていて、戦略もしっかり練った上でリングに上がったはずですが力及ばず。こればかりはヤングライオンの力不足というよりIWGPのチャンピオンベルトを持つ選手の力量が凄まじかったと思わせることでしょう。
石森選手にとっても自身が目にかけた若獅子の成長を体で感じながら、チャンピオンの凄さを見せつけることでまだまだ慢心せずに頑張れとエールを送ったのかもしれません。


この敗北で上村選手は優勝決定戦への道は薄くなってしまいましたが、このBOSJが事実的ヤングライオン卒業となるような素晴らしい試合をこれからも見せて欲しいです。


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TKG式告白術

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11.19ワタリではメインを鷹木信悟先生が締めることになりました。
相変わらずよく喋るお人ですが、今回はあのSANADA選手に無理矢理コメントを言わせることに成功し、今まで組んだパートナーでTKGが1番好きだと言わせてしまいました。


この発言に至るまでにTKGは今回ワタリで優勝決定戦に行けなかったら俺のせいじゃねぇかと発破をかけました、これによりSANADA選手は自分のコメントを誘導されてしまった可能性があります。

いつものパターンで後楽園が好きだという手もありましたが、それでは先程までのTKGの発言の価値が無くなる為コメントはタッグの話に縛られてしまいます。
無難なところでは俺と鷹木で優勝してやるなどと言うのもありですが、今回はTKGが1番好きだとはっきり言いました。

この発言、もしかしたら本音の部分も大きいのでしょう。インスタでもスタバ写真を載せるなど気の合う2人、タッグとしては急造ですが今回ワタリで共に戦えることは前から楽しみにしていたのではないでしょうか?


そんなSANADA選手の信条を知りつつリング上で誘導して自らに告白させたTKGの恋愛術は大したもの。
モテる男は自ら告白するのではなく相手に告白させるそうです。
そういえば前からTKGは相手を誘導させタイトルマッチを組ませていた気がします、今まで乗ってこなかったのはSHO選手くらいでしょうか。

この試合でお互い相思相愛とはっきりわかったSANADA&TKG組がここから優勝に向かって駆け上って行くことは間違いないでしょう。


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この感情、これがNTRか

ワールドタッグリーグ、通称ワタリも2日目が終わりました。
遂にジ・エンパイヤに電撃加入したジェフ・コブ選手がコメントを残しました。

Q.何故エンパイヤに入ったのか?
A.お前達のせいだ。

正直すまないと思っています。そう何故ジェフ・コブ選手がヒールターンしたのか?それは我々ファンが彼に注目しきれていなかったからかもしれません。さながらBCが作られた際の外国人選手のフラストレーションと同じようなものがジェフ・コブ選手にもあったのでしょう。
確かに今の新日本で人気の体型とは真逆のガチムチ体型のコブ選手では、正攻法で人気を得るのは難しいのかもしれません。
あの愛されガチムチのコブ選手がヒールになってしまったことは悲しいです。
しかしこの選択決して悪くないでしょう。
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コスチュームは全く変わっていませんが、リング上で出すオーラが以前と全く違います。哀しげな雰囲気も相まってかなりカッコいいと思います。

このワタリでエンパイヤが勝利し、そしてその先にジェフ・コブ選手は何を見据えているのか?これからますます楽しみになってきました。


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アクトレスガールズ&アイスリボン合同開催試合観戦感想

11.16後楽園ホールにて行われたアクトレスガールズ&アイスリボン合同開催試合を観に行くことができました。
元々両団体ともはっきり追ってたわけではないので、新鮮さもあって楽しかったです。席が南後ろの方だったのが残念でした。
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↑iPhone7の性能ではこれが限界


セミファイナルはアクトレスのベルト
AWGシングル
高瀬みゆきvs藤田あかね

高瀬選手は前から好きでしたが、ベルトを巻いての試合は初めて見ました。
互いにガンガン攻めての張り合い、エルボーの打ち合いは男子レスラー顔負けの熱さでした。

藤田選手の張り手はめちゃくちゃ音が響いて、ダメージがビンビンに伝わってきます。
この試合を観て高瀬選手はこの団体を大きくする選手になりそうだと思いつつ、他の団体に行ってしまう可能性もあるよなぁと思うところで、レベルの高い女子レスラーがもっと活躍できるような状況になれば良いんですけれどね。



メインのICEx∞ 鈴木すず vs本間多恵

鈴木選手がこの数日前にベルトを無くしてた事を後で知りました。見つけた人はちゃんと警察に届け出してください。お願いします。

本間選手はネチネチした関節技を使いますね。自分はグラウンドの戦いが好きなので良かったです。
対する鈴木選手はまだ若さが見えますね。本間選手の関節に捕まりすぎて、切り返しも上手くいってなかったのでまだまだこれからチャンピオンとして成長して行く姿が楽しみです。



普段は新日本ばかり観ている中、女子プロを見ることになりましたが、凄くレベルが高くなってきてると思いました。
女子プロはエンターテイイメント目線が強いですが、ストロングスタイルバリバリの戦いも良いと思える試合ばかりではでした。まさか人でなしドライバーが観れるとは思わなかったです。
これからも後楽園であるときは見に行きたいと思える試合でした。


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