期待してなかったNEVER6

NEVER6人タッグベルトをめぐった後楽園4連戦が終了しました！
最初僕はこの戦いに意味を見いだせていなかったんですが、終わってみれば最高のエンディングですね。最近はバットエンド展開が多かったので、こんなプロレスがあっていいと思います。

YOSHI-HASHI選手が初めて新日本のベルトを巻くことができました。彼は凱旋してからずっと何の結果も出せずくすぶっていました。今まで何が足りなかったかと言えば、ほぼ全てだったでしょう。ずっと塩試合ばかりで、見せかけの感情、イマイチなレスリングテクニック、肩の怪我、およそレスラーとして人気を集めるものは無かったでしょう。同時凱旋したオカダ選手には大きく差をつけられて、後輩の選手達がベルトを巻いていくなか無冠のまま。他のレスラー達には下に見られるコメントばかり受けて、プロレスファンから批判され続けて来てました。
けれど、YOSHI-HASHI選手は決して腐らないで頑張ってきました。結果が出ないならどんな努力も無駄だと人は言うでしょう。
人間は弱いです。誹謗中傷に耐えられる人はそうはいません。どんなに言われようが新日本の箱で戦い続けてきた彼はとても強いレスラーだと思います。
誰もがみんなエースになれるわけじゃない、だけど誰もが夢を見ます。夢を魅せるプロレスがあってもいいと思います。

最後に試合後のコメントでちょっと泣きそうになりました。YOSHI-HASHI選手が後藤選手のiwgpベルトを巻く姿が見たいと言ったことです。何といいいますか…何とも言えない気持ちです。後藤選手絶対に巻いてくださいよ！