人生ってプロレスだ

自分の好きな事(ほぼプロレス)を思うがまま書いてます

闇夜を照らした少年のSTARDUST

神宮球場大会終了しましたね!
前哨戦の間はどう盛り上がるのか、自分の中で着地点を見出せなかったのですが、やはりビッグマッチは観ていて楽しいですね。
全試合の感想を書いていきたいのですが、まずはメインイベントのEVILvs内藤哲也の試合です。

この試合、煽りVTRの時点で内藤選手が絶対に勝たなければならない、そんな映像でした。思えば1.5の戦いでも内藤選手は過去ブーストで勝利しました。過去ブーストがかかった内藤選手は強いですね。



試合は序盤からディック東郷選手のサポートが入り、場外での開始。EVIL選手が有利な展開を作り出していきました。鉄柵に打ち付けられ、イス攻撃、リング内でも鉄柵剥き出しのコーナーへの叩きつけでガンガンに内藤選手を痛めつけていきます。
反撃に移ろうとしてもそのたびにディック東郷選手の妨害が入り、中々ペースを掴みにいけない展開が続く。
しかし内藤選手もフランケンから3点セットとお馴染みのムーブでペースをつかもうとしていきます。肩関節を決めにいきますが、ディック東郷選手がレフェリーの注意を引きつけていった為技を解除。
そこからは互いにペースを握り合っていきますが、ダウンしたEVIL選手は不適な笑みを浮かべていた。
内藤選手の隙から鉄柱コーナーに身体をぶつけてペースを奪い、雪崩式ブレーンバスターで一気にダメージを与えていきます。ここでEVIL選手は勝利を確信、首を掻っ切るポーズからとどめを刺しにいくが、内藤選手はスウィング式DDT、そしてグロリアが炸裂。
ここから内藤選手が畳み掛けていくのかと思いましたが、EVIL選手はお得意のレフェリー潰しか。そしてディック東郷のやりたい放題が始まります。前哨戦と同じ展開にになるのかと誰もが不安を感じましたが、盟友BUSHIが助けにやってきました。
ありがとうBUSHI!心の歓声が広がりましたがこの今度は外道選手までもが介入に入り、再度バレットクラブの展開に。
このままバッドエンド一直線なのか!?だがここでSANADA選手がリングに走る!BUSHIと2人で介入者をなぎ倒していく!


ようやく1体1の戦い。リングに向き合う内藤選手とEVIL選手。本当のタイトルマッチが始まります。ここでもEVIL選手の容赦ない反則攻撃で先にペースを奪っていく。とどめのEVILを仕掛けるが、内藤選手は強引な形でエスペランサをかける。まさに希望の一撃。しかし闇の王はまだ諦めてはいない。急所への一撃を狙いにいくが、これをガード!そしてバレンティアから運命のデスティーノが闇の王の後頭部を破壊、神宮の天空に3カウントが響きました!

僕は内藤選手は余り好きではないのですが、今後の展開、地方でのファンの為には2つのベルトをここで手にしていかねばならないと思っていました。
これから始まるG1で内藤がどんな景色を魅せるのか?闇の王はベルトを失いこれからどうなるのか?まだまだ先の事は分かりません。
ですが昨日の大会は、少年内藤が21年後にプロレスラーとして少年たちに夢を見せた。その姿だけで価値はあったと思うのでした。
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