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NJPW STRONGの可能性とUSベルトの格

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NJPW STRONG シーズン3が配信されました。これにてアメリカ限定NJC元も終了です。今回の配信シリーズはNJC限定だと思っていましたが、どうやらまだまだ続くみたいですね。
今日は今後のNJPW STRONG(長いので以下N.Sで略します)とこれから行われていくであろうUSヘビー級の試合について書いていきます。

まずN.Sの配信が今後も続くという事は、やはり日本と海外の選手の移動が難しいという事でしょう。
今回ロッキー、エイドリアンvsライムライト、DKCの試合中に柴田選手も話してましたが、自身もいつアメリカに飛べるかが完全に未定のようでした。
恐らく新日本社内でも渡航に関してはとても慎重に動いているのでしょう。
もしかすると年内中は無理なのかもしれません。
そしてN.Sが今後も続いていくという事は、この番組をアメリカのプロレスファンの間で定着させようという事なのかもしれません。
アメリカのプロレスは番組形式でストーリーを組み立てて放送していくスタイルが多いので、N.Sが毎週放送されていくうちに、そういったアメプロ形式の番組にしていく可能性もあります。
アメリカと日本で戦いの軸を変えていくのかもしれません。もしそれが成功すれば、渡航が簡単に出来るようになったとき、日本の選手が海外展開のストーリーに参戦することもできますし、逆にN.Sで知名度を上げた選手が日本の試合に参戦することもできます。
これはお互いににとって良い事だと思いますし、特にバレットクラブの選手などはやはり母国の人達に自分のプロレスを見せたいという気持ちがあるのではないでしょうか。今回の配信シリーズでも選手皆いきいきと動けていた気がします。

N.Sがアメリカで確実に定着すること。その為にはUSヘビー級ベルトの存在が大きいでしょう。
このベルト設立当初はパッとしなかったですが、去年モクスリー選手が巻いた事で価値が一気に上がったように思います。USヘビーを巡ってジュース選手、ランス選手、鈴木みのる選手も戦いの輪に入っていきました。
そして今回KENTA選手がUSヘビーへの挑戦権を手にし、ジェフ・コブ選手が襲撃してきた事でまた一つ可能性が増えていきました。
僕がずっと思っていることにベルトの価値は誰が巻くか、その試合がどれだけ面白いかにあると思っていますので、もしUSヘビーを巡る戦いが盛り上がっていけば、その価値はIWGPヘビーと同等ものになっていくかもしれません。

コロナ禍の逆境に負けず新たな可能性を作り出すかもしれない、N.SとUSヘビー級戦線。僕の一押し選手であるジェフ・コブ選手の活躍にも期待しながら、次のシリーズを楽しみにしていきたいと思います。ガチムチ!